MY GUITARS(Acoustic)

Acoustic Guitars（現在所有している物）

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Morris

• F-20改 (1) : フリーマーケットで購入した、かなり古いと思われる物。Morrisの\3,000ぐらいのピエゾピックアップ （エンドピンがジャックになっていて、ピックアップをボディ内部のブリッジの下に貼るタイプ）を取り付け、さらに、中古で\1,980で買ったアリアプロのピックアップ （定価\8,000ぐらいで、サウンドホールに付けるマグネットタイプで、ポールピースの高さが変えられて、ヴォリュームとトーンが調整できるタイプ）をピエゾと並列に配線し、ノイズ対策に、 アースとしてブリッジ部分に短い鉄製のバーを取り付けた物です。
  基本的には、サウンドホールに取り付けたピックアップとピエゾのブレンド量は変えられませんが、サウンドホール側のピックアップの 各弦のポールピースの高さと、ピエゾピックアップを貼る位置によってある程度、好みによってサウンドを変えることができます。
  ピエゾのみでは、サウンドがドンシャリになってしまいますし、ハウリングしやすくなってしまいます。 マグネットタイプだけだと、エレキ臭くて、木の響き（ボディの鳴り）がしません。 それと弦の音しか拾わないので、ボディをパーカッション代わりに叩いた時の音を拾いません。
  これら両者の欠点を、安い値段で解決できたと思っています。ボディに対してほとんど加工をしなくていいのも利点です。 自分では、結構気に入っています。

YAMAKI

• YW50M (3)楽器屋の中古売り場で購入した物。ヤマキとは、70年代のフォークブーム時代に数多くのミュージシャンに愛用され 一世を風靡しながら、80年代にその姿を消してしまったというギターメーカーらしい。中でも、YW-50Mは、当時人気が高く中心的存在だったらしい。 当時のスペックをそのまま再現したレプリカも発売された。

K.Yairi

• RAG-3 (6) : 唯一ちゃんと新品で楽器店で購入したもの。ラグタイムギター用らしい。小型で、弦と弦の間隔が広めなので、 フィンガーピッキングがし易く、低音弦の音がこもらずに各弦の音の分離がいいので、ラグを弾くには最適だ。張り付けタイプのピエゾピックアップが、 内部に装着してあり、ボリュームコントロールも付いている。

YAMAHA

• FG-401B (7) : 今から20年以上前に友人から譲ってもらった物。ナットとブリッジは自作の物と交換した。結構乾いた音で鳴るが、 ちょっと硬い音がする。

Acoustic Guitars（手放してしまった物）

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YAMAHA

• FG-180 (1) : リサイクルショップで、錆と埃にまみれていた物を購入。清掃して錆を落とし、最初に付いていたナットは低すぎて、 ブリッジは高すぎるという状態（ローポジションでは弦高が異常に低く、ハイポジションでは、異常に高い）だったので（ハイポジションは押さえられない）、自分で調節しました。 ナットをそのままにして、ブリッジだけを低くすると、開放弦がびびってしまうので、ナットを新しい物（牛骨）に取り替えて作り直し、ブリッジは、元々付いていた物を、削って調節しました。

  1969年前後の音叉マーク付きの赤ラベル、オリジナル版。国産第一号のフォークギター。 作りがしっかりしていてとても軽く、ボディーの中もラッカー塗装されていて、乾いた音で良く鳴る。復刻版モデルも発売された銘器。現在では入手困難。

Takamine

• Custom (2) : ブリッジの所の板がボディから完全に剥がれた状態で、ごみ捨て場に捨ててあった物を拾って来て自分で無理矢理修理したTAKAMINEのオーディトリアムタイプのカスタムモデル （カタログに載っていない特注品の様で、10万円前後しそうな物）。ネックは細くて弾きやすいが、弦と弦の間隔が狭いので、フィンガーピッキングは少しやりにくい。 音はしっかりしていて低音弦も芯のある音がする。剥がれたブリッジをエポキシ系接着剤で貼り付け、剥がれ防止のためにボルトとナットで固定してしまったので、ボディの鳴りは多少悪くなっているはずだが、 それでもそこそこいい音で鳴ってくれている。

Ibanez

• Concord (4) : フリーマーケットで、埃まみれで、しかもナットが破損した状態で購入。バナナヘッドタイプのネックで、ブリッジはサドルの高さをネジで変えられるようになっている。 ヘッドに書かれているIbanezのロゴから判断すると、ヨーロッパへ輸出されていたモデルと思われる。

Greco

• 改 (5) : リサイクルショップで、ブリッジのサドルが無い状態で購入した物（型番不明）。楽器店で牛骨のブリッジサドルを購入し、 自分で好みの高さに加工した。ボディ表面の板が、弦の張力で盛り上がってしまっている為に、1,2弦のテンションが弱くなってしまうので、 サドルの直後にドリルで穴を空け、弦をサウンドホールから手を入れて裏から通すようにした。
  さらに、元々かなり乾いた音で、軽いキンキンというか、カンカンというような音がしていた為、スライドプレイ用にナショナルの様な レゾネイターギター的サウンドを追求した改造を施した。
  まず、ボディ内部のブリッジの下に、コンビニ等で販売されている冷凍の鍋焼きうどんなどに用いられている アルミ製の容器を底の部分がブリッジ側に来るようにして入れ、全ての弦を裏から通す様にしてその容器ごと固定するシステムに変更。 そのアルミ容器のサウンドホール側の部分を、音が抜けるように切り取り、そこから音がサウンドホールに抜けるようにする。 さらに、ボディ内部のネックジョイント部に、音をすくいあげるような感じに加工したアルミ製の板を取り付ける。 要するに、弦とブリッジに挟まれて固定されたアルミの容器が、弦の振動を拾ってその容器の内部で響き、その音がサウンドホールの方向に抜けて行き、 ネックジョイント部に取り付けたアルミ板に当たってからサウンドホールから外に出る、という筋書きである。これだけではイマイチだったので、 ボディの肩の部分に小さい穴をいくつか空け、その内部にアルミ製の共鳴板を取りつけた。これでかなり音量が稼げるようになった。 しかし、まだ低音がボディ内部にこもるので、ボディの裏板のブリッジの下に当たる部分に横長の穴を空けて、低音がこもらない様にすると共に、 弦の交換を容易にした。この事が功を奏し、かなりレゾネイターギターの音に近くなった。ナショナルというよりもドブロに近い様だ。